五百万石・石川門

石川を代表する二大酒米の競演

石川県が誇る酒米「石川門」と「五百万石」。粒が大きくやわらかな旨みを引き出す石川門、淡麗で軽快な飲み口を生む五百万石。それぞれの個性が蔵元の技と結びつき、香りや味わいの幅広い日本酒を生み出します。飲み比べれば、石川の風土と酒造りの奥深さをより楽しめます。

五百万石・石川門

五百万石の特徴

すっきりとした旨味を生む、
北陸が誇る酒米「五百万石」。

五百万石は、1950年代に新潟県農業試験場長岡本場で育成された、淡麗辛口ブームを牽引した名酒米です。名酒米「雄町」を親に持つ「菊水」を母、「新200号」を父として交配・誕生し、新潟の生産量500万石達成記念として命名された。心白が大きく、すっきりとした味わいの吟醸酒に適しています。

特徴 01

大粒で心白が大きい
酒造好適米

五百万石は粒が大きく、米の中心部に白く濁った部分「心白」が現れやすい酒米です。麹が入りやすいため酒造りに適しており、安定した品質の日本酒を醸すことができます。

特徴 02

精米しやすく
雑味の少ない酒質

粒がしっかりしているため高精白にも向き、余分な成分を削りやすいのが特徴です。すっきりとしたきれいな酒質になりやすく、上品な味わいの日本酒を生みます。

特徴 03

淡麗で軽やかな
味わいを生む酒米

五百万石で造られる日本酒は、淡麗で軽やかな飲み口が特徴です。キレのあるすっきりした味わいは食事との相性が良く、幅広い料理とともに楽しめます。

特徴 04

北陸の酒造りを支える
代表酒米

新潟や北陸地方を中心に広く栽培され、日本酒造りを支える代表的な酒米です。地域の風土と結びつきながら、多くの蔵元で親しまれています。

石川門の特徴

石川の風土から生まれた、石川だけの酒米「石川門」。

石川門は、石川県が独自に開発したオリジナルの酒造好適米です。「石川でしか造れない酒を」という想いのもと、長年の品種改良を経て誕生しました。粒が大きくまろやかな旨みを引き出すのが持ち味で、石川の蔵元の技と組み合わさることで、香り豊かで奥深い日本酒が生まれます。

特徴 01

石川県での栽培に
適している

石川県の気候・風土に合わせて開発された県オリジナルの酒造好適米です。北陸特有の寒暖差のある気候のもとで安定した生育ができ、石川県内の農家によって丁寧に育てられています。

特徴 02

早生品種/短棹で
倒伏しにくい

石川門は生育期間が短い早生品種のため、収穫時期を早めることができます。また、稲の茎(稈)が短い「短稈」の特性を持つため、風雨による倒伏に強く、安定した収穫量を確保しやすい品種です。

特徴 03

吟醸酒向きの
品質を有している

精米時の割れが少なく麹造りに適した特性を持った、吟醸酒・純米吟醸酒の醸造に向いている酒米です。蔵元の丁寧な仕事によって、フルーティーで上品な香りと、まろやかで奥深い味わいが生まれます。

特徴 04

大粒で心白が大きく、
心白発現率が高い

石川門の粒は五百万石と比べて大きく、米の中心部にある白く濁った部分「心白」が極めて大きいことが特徴です。心白の発現率が高いことで麹菌が繁殖しやすく、豊かな旨みとまろやかな甘みを持つ日本酒に仕上がります。

「五百万石」「石川門」の
育成の系譜

育成の系譜のチャート

「菊水」と「新200号」の交配により誕生した「五百万石」、そして石川県育成系統の「予236」と「新潟酒28号」を掛け合わせて誕生した「石川門」。長い年月をかけて選び抜かれた数々の名品種が重なり合い、現代の銘醸を支える二つの系譜が一つに繋がりました。

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